こんにちは、ジャストフレンズです。

本日はAKAIのオープンリールデッキGX-747を買取させて頂きましたのでご紹介致します。AKAI製のオープンリールデッキは現在でもとても人気がありともて高値で取引されております。

今回買取させて頂いたお客様もその金額であればという事で当店で買取させて頂きました。

目次

徹底的に音質を追求して開発されたステレオテープデッキ

1981年発売、4トラックステレオのオープンリールデッキで、19cm/秒で2トラ38を凌ぐポテンシャルで音質に定評がある機種です。

AKAIの名機635DをブラッシュアップしてEE対応第一号機として登場したトップモデル。
FMエアチェックに重点を置き、専用マイコンと電子カウンターによるプリセットメモリー・オートリバースなど多彩なオートシステムを搭載。

6ヘッド構成でオートリバースの録音・再生が可能なテープデッキです。

アカイのEEポジションテープ対応一号機

1981 年(昭和56 年)5 月、赤井電機(株)、日立マクセル(株)、東京電気化学工業(株)、ティアック(株)4 社が新しい高密度記録用オープンリール・テープ・システムの企画をとりまとめ、その開発に着手すると発表しました。これは当時、ビデオ用およびカセットのハイ・ポジション用テープとして広く使用されている高密度磁性体エピタキシャル(マクセル)、アビリン (TDK) をオープンリール・テープに導入、従来の酸化鉄系のテープに比べ、高い保持力と大きな残留磁束密度を有しているため,高域特性の大幅な向上を可能にし、特に低速における高質録音を可能にしようとするものである。

新しいテープ・セレクター・ポジションの呼称は「EE(Extra Efficiency)」と定め、基本規格を統一するとともに、関係各社に対し参加の呼びかけを行いました。すでにドイツBASF 社は参加表明をしていた。

詳しくは日本オーディオ協会の業界紙資料をご覧下さい、

AKAI GX-747買取価格は?

1981年発売のGX-747、すでに発売から40年以上経過しておりますので過去に修理・メンテナンス歴がないとまともに動作致しません。今回買取した機種も左右テンションアームの動作不良・録音した際の音の歪みなど不具合がありました。

不具合のある状態でしたが当店では15万円で買取させて頂きました。

テンションアームはゴムベルトで駆動していますので交換を実施しました。
テンションアームのメンテナンスはフロントパネルを取り外し交換を行います。

他にもアンプ基板の不良コンデンサー、トランジスターなどを交換し、接点関係の洗浄や各所調整など一通りの整備を実施しています。

壊れたオープンリールデッキの買取

オープンリールデッキは、オーディオ機器の中でも特に音質に定評がありその音質の良さから録音スタジオのマスターテープとしてプロ用の機材として多く使われてきました。当時オープンリールデッキを使っていた一部のオーディオマニアの方からジャズの生録やFMエアチェックで録音したテープをもう一度再生したいとのお話をよく聞きます。

当店では壊れているオープンリーデッキも修理・メンテナンスを行い販売しております。

大切にしていたデッキですので当店でもまた次の方が安心して使ってもらえるようにお手伝いさせて頂きます。

AKAI GX-747 の処分をお考えのお客様は是非当店までお問い合わせ下さい。

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