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第5回:だれでも簡単!オーディオ入門 初級編
こんにちはジャストフレンズです。オーディオ初心者向けにオーデオの基本を色々とお伝えしています。今回第5回目アンプの種類と機能について掘り下げていこうと思います。オーディオの事を知ってもらい、楽しい音のある生活を広げていければと思いBlogにしています。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
アンプの種類
アンプとは、増幅するという意味のアンプリファイア(amplifier)から来ています。簡単に言うと音を増幅する機器とお考え下さい。以前にもお話ししましたが、プレーヤーから出力された音楽信号はそのままでは非常に小さく、スピーカーから十分な音量が出ません。そこで微弱な信号を増幅して十分な音量をスピーカーに伝える役割を行っているのがアンプになります。これがアンプの基本機能になります。その他にもセレクター機能(チャンネル)や音質、音量の調整機能、バランス機能 などの役目もございます。そしてアンプにも種類があります。
プリアンプ/コントロールアンプ
入力切替や音質調整などを行う部分をプリアンプ(増幅する前)なのでプリといいます。調節するという意味もございますので、コントロールアンプとも言われます。最近だとDJミキサーもプリアンプの分類にはいります。重量的に比較的軽いものになります。そしてプリアンプにはスピーカーの接続部はございません。必ずプリアンプからメインアンプ(パワーアンプ)に行きスピーカーへと行く為です。そのため裏側を見ればだいたいプリアンプか、パワーアンプかがわかります。Accuphase、McIntosh、LUXMAN、Marantzなどが人気のメーカーになります。
パワーアンプ
電源としての機能を有したアンプになりメインアンプとも言います。重量的に比較的重いものになります。巨大な電源部や頑丈な土台が必要なため重くなります。中には軽いものもあり例外はございますが、大体のパワーアンプは重たいです。パワーアンプはプリアンプから送られてくる電気信号を更に増幅させてスピーカーから再生できるレベルにすることが役割となります。ですので裏側を見るとスピーカーの接続部が必ずございます。大体のパワーアンプはステレオになっており左右のスピーカー(2台)を鳴らせるようになっていますが、中にはモノラルパワーアンプもあり、1台のスピーカーに1台のパワーアンプを使用することもできます。Accuphase、McIntosh、LUXMAN、Marantzなどが人気のメーカーになります。
プリメインアンプ
プリアンプとパワーアンプが一体化したアンプになります。2つのアンプを統合させたことからインテグレーテッドアンプとも呼ばれています。2台を1台にしているので設置場所も広がり、低予算で購入できますので人気がありますし、初心者の方でも扱い易くなっています。プリメインアンプを選ぶ際に重要な事はスピーカーとの相性です。スピーカーを高価なものにしてもプリメインアンプの品質が悪ければ良い音は期待できませんし、逆にプリメインアンプを高価なものにしてもスピーカーの品質が悪ければやはり良い音は期待できません。では相性が良いものを選ぶにはどうすればよいのか、それはショップ、インターネット、雑誌等の情報を参考にし色々聴き比べる事です。最近ではネットを見れば色々ランキングされているものをよく見かけます。正しい情報なのかはわかりませんがそういった情報も参考にする一つの手段だと思います。最後は自分の耳で判断しますので同じ環境、いつも聴いている馴染みの曲で聴き比べて下さい。それが一番の早道かもしれません。安価なアンプを買い失敗することもあるかもしれませんが、失敗するからこそいいものが見えてくると思います。このスピーカーはこのアンプにはあわない、このスピーカーとアンプは相性が良いなど色々自分なりの評価をすることがオーディオ機器を集める醍醐味でもあります。是非、良いアンプを見つけてください。SANSUI、LUXMAN、Marantz、YAMAHA、DENON、SONY、ONKYOなどが人気のメーカーになります。
真空管アンプ
真空管を使用して増幅回路(アンプ)を組み、スピーカーを駆動するアンプです。デジタル全盛の今でも「温かみがある音、柔らかい音」と言われオーディオファンや音楽ファンに根強い人気があります。最近ではレトロなデザインからインテリアとして惹きつけられる人も多いと思います。真空管は、内部を真空にした筒状のガラス管に電極を封入した電子部品で、電極を高温にして電子を放出し電界や磁界により制御して、増幅、整流、発振、検波、変調などを行っています。真空管は1904年イギリスで発明され家電を含む多くの電気製品に使用され活躍してきましたが、同様の機能を持つ小型の半導体「トランジスター」が発明されたのを機に使用されることが少なくなりました。真空管アンプにもプリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプがあり、ギターアンプにもいまだに採用されています。そして形式は同じでも、製造された年代や内部に使われているパーツ、製造の精度、真空管の種類によっても大きく音が変わります。その為、ヴィンテージの真空管は非常に高価になっています。このように真空管を変えるだけでも色々な音質の違いが楽しめる事ができます。それが真空管アンプの面白さでもあります。音の生々しさや魅力的な音色をより追求したい方に向いていますし、楽器の溶け合いや場の雰囲気の再現に優れるので、音楽をリラックスして聴きたい方にもおすすめだと思います。しかし、真空管アンプは真空管の寿命などもありいずれ交換が必要になる為、一定の知識が必要ですし、アンプ以外の機器への配慮も重要になりますのでオーディオ上級者向けになります。LUXMAN、McIntosh、TRIODE、SUNVALLEYなどが人気のメーカーになります。
AVアンプ
上記で説明したプリメインアンプに(V:ヴィジュアル)機能を有したアンプです。映像出力端子や光端子出力端子、デジタル端子を有し、主にホームシアターを構築する際に利用します。Audio&VisualでAVアンプと言われます。このAVアンプが1台あれば映画、ゲーム、音楽など多岐にわたるコンテンツを快適に楽しめます。色々なスピーカーを使ってこだわりの再生環境を構築可能です。また好みに合わせて音に演出を加えるサラウンドモードがあるのもAVアンプの特徴です。最近では、Wi-Fi接続機能も標準に搭載されネットワークオーディオやネットラジオも気軽に楽しめるようになりました。お家で大迫力の映画や映像を楽しむならAVアンプがオススメです。YAMAHA、SONY、DENON、ONKYOなどが人気のメーカーです。
2022年人気売れ筋アンプBEST3
■プリメインアンプ(2022年2月価格.COM調べ)
1位 DENON PMA-600NE
2位 marantz NR1200
3位 SONY STR-DH190
■真空管アンプ(2022年2月ヨドバシ調べ)
1位 ELEKIT TU-8500 [真空管プリアンプキット フォノイコライザーアンプ内蔵]
2位 ELEKIT TU-8200R [真空管アンプキット]
3位 Triode RUBY [小型真空管アンプ]
如何でしたでしょうか?少しはアンプの選び方のコツを掴んでいただけましたでしょうか。
ジャストフレンズでもお客様の色々な疑問、悩み、相談などを解決していけたらと思いますのでお気軽にお問い合わせいただければと思います。
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