こんにちは。ジャストフレンズでです。
遺品整理をしていると、押し入れの奥から大きなスピーカーや重厚なアンプが出てくることがあります。
ご家族からは「価値があるのか分からない」「捨てて良いのか迷う」というご相談を本当によくいただきます。
実は、遺品として出てきたオーディオには 「驚くほど高額」 になるケースと、反対に 「ほとんど値段がつかない」ケースがはっきり分かれています。
この記事では、普段から多くの査定を行う立場から、高額になりやすいポイント/ならない理由を整理してお伝えします。
初めて遺品オーディオを扱う方にも判断しやすい内容にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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・【初心者向け】オーディオの処分方法と買取の注意点
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目次
高額になるケース①:専門メーカーの“定番機種”が残っていた場合
遺品整理のご相談で最も価値がつきやすいのは、以下のような老舗オーディオメーカーの機器です。
- Accuphase(アキュフェーズ)
- McIntosh(マッキントッシュ)
- JBL
- Tannoy
- DENON(旧型)
- YAMAHAの名機シリーズ
- TECHNICS(レコードプレーヤー)
これらのブランドは中古市場でのニーズが高く、古いモデルであっても「ほしい人が必ずいる」ことが特徴です。
そのため、相場が安定し、高額査定になりやすいジャンルです。
型番が分かれば価値が判断しやすいので、機器裏面の銘板をチェックしておくとスムーズです。
・アンプの故障チェックと高額モデルの見分け方
https://justfriends.jp/just/blog/post105
高額になるケース②:タバコ・湿気なしの良好な保管環境
同じ機種でも“保管状態”で査定額は大きく変わります。
特に以下の項目は高評価につながります。
- タバコ臭がない
- スピーカーエッジが割れていない
- カビ・湿気・サビが少ない
- 直射日光が当たらない場所で保管
- リビングで日常的に使われていた
反対に、倉庫や納戸で長期間置かれていたものは、内部が腐食していたり湿気の影響を受けていることが多く、査定が伸びづらい傾向があります。
高額になるケース③:付属品・元箱が揃っている
オーディオは 付属品の有無で査定額が大きく変わる 代表的なジャンルです。
- リモコン
- 電源ケーブル(純正)
- スピーカーケーブル
- 取扱説明書
- 元箱(あると高評価)
特にアンプやレコードプレーヤーは、専用ケーブルやリモコンの価値が高いため、付属品があるだけで査定が1〜3万円変わるケースもあります。
遺品整理の際は、段ボールや引き出しに付属品が残っていないか軽く探してみると、結果的に“得”になることがあります。
高額にならないケース①:家電系ブランドのミニコンポ類
遺品整理では以下のような家電カテゴリのオーディオもよく見つかります。
- ミニコンポ(ONKYO、Pioneer、SONY など)
- ホームシアターセット
- サウンドバー
新品価格は高くても、中古市場では需要が少なく、値段がつきにくいのが現状です。
「まだ使えるのにもったいない」と感じるご家族も多いのですが、買取では無料引取となるケースが大半です。
高額にならないケース②:巨大サイズ・業務用オーディオ
業務用スタジオで使うような大サイズのスピーカーや重量機材は、状態が良くても評価が下がりやすいジャンルです。
理由はシンプルで、
一般家庭では扱いづらい=需要が少ない
ためです。
運搬費のほうが高くなる場合もあり、結果的に査定額がつかないことがあります。
高額にならないケース③:故障品・電源不良
アンプ・プレーヤー類は、電源が入るかどうかで査定額が決まるといっても過言ではありません。
電源不良の場合、価値が1/5〜1/10まで落ちるケースもあります。
ただし、ジャストフレンズでは故障品でも査定が可能ですので、自分で無理に通電チェックをしなくても大丈夫です。
無理に動かして故障を悪化させるより、そのままの状態でお知らせいただくほうが良い場合がほとんどです。
・スピーカーのエッジ劣化が査定額に与える影響
https://justfriends.jp/just/blog/post33
迷った時点で「一度査定」するのが最も安全
遺品として出てきたオーディオは、
・価値が分からない
・大きくて扱いが難しい
・捨てるのは不安
という理由で放置されがちです。
しかし、価値があるものほど「早めの相談」で状態が悪化する前に正しい評価ができます。
逆に、価値が低いものは「どう処分するのが最適か」を判断できるため、どちらにしても早めの査定がご家族の負担を軽くします。
ジャストフレンズでは、
- 出張査定
- 持ち込み査定
- 写真だけの簡易査定
すべて無料で行っています。
「これは価値があるのか?」
「捨てる前に一度見てもらいたい」
そんな時は、お気軽にご相談ください。

