こんにちは。ジャストフレンズです。
売る前に少しだけ手をかけておけば、査定額が数倍変わる」。
これは私たち買取の現場で本当にある話です。
もちろん“魔法の裏技”ではなく、あくまで買い手側が評価しやすくなる、ごく正しい理由があります。たとえば、同じ機種でも「丁寧に扱われてきたな」と分かる個体と、「長年放置されていたな」と感じる個体では、買い取ったあとに必要な調整コストがまったく違う。つまり、そこが査定額に直結します。
今日は、ジャストフレンズでも実際に査定基準として効果があると感じる「売る前に絶対やってほしいメンテ5選」をまとめました。
やりすぎる必要はなく、「プロの邪魔をしない範囲で」できる内容だけを厳選しています。
目次
ホコリ・指紋・皮脂の軽いクリーニング
まずは一番シンプルなところから。
特にオーディオ・カメラ・楽器などは、ホコリと指紋のつき方で使用環境が分かります。
これは査定時に必ずチェックするポイントで、見た瞬間に印象が変わる部分でもあります。
乾いたクロスで軽く拭くだけでOK。
逆に、市販の強い洗剤やアルコールを使うと素材を傷めることがあるため、やりすぎは禁物です。
正しい掃除は+評価、間違った掃除は−評価になり得るのでご注意を。
付属品をひとつにまとめる
査定額に最も直結するのが「付属品の有無」。
説明書、ケーブル、箱、純正アクセサリー…これらは一つ欠けるだけで評価が落ちることがあります。
理由はシンプルで、中古市場では「揃っている個体」のほうが明らかに売れやすいからです。
家のどこかに埋もれている付属品、ぜひ探してみてください。
とくにリモコンや外箱は、あるだけで査定額が大きく変わる代表例です。
動作チェック(音が出るか、電源が入るかだけでOK)
「壊れていたらどうしよう」と心配して、逆に触らずに持ち込む方がいますが、査定前に“最低限の動作チェック”をしていただくと、説明がスムーズになります。
- 電源が入るか
- 音が出るか
- シャッターが切れるか
- ボタンが反応するか
これくらいで充分です。
詳細な状態確認はプロが行いますので、無理に分解や調整は不要です。
また、ジャストレンズでは修理も可能なのでオーディオなどは壊れていても買取可能な場合があります。(カメラは壊れていたら買取NGになることが多いです)
長期間使っていない場合は一度「通電」しておく
数年単位で眠っていた機器は、久しぶりに動かすと状態が安定することがあります。
オーディオ機器なら、電源を入れて数分〜数十分置くだけでコンデンサが立ち上がりやすくなり、初期の不調が出にくくなります。
もちろん無理に大音量で鳴らす必要はありません。
ただ通電した状態で問題なく動くことが確認できるだけで、査定はぐっとやりやすくなります。
匂い対策(特にタバコ・湿気)
実は、査定で大きなマイナス要素になりやすいのが「匂い」です。
タバコ・湿気・保管環境のにおいは、中古販売時にクレームにつながるため、減額の対象となることがあります。
軽いにおいであれば、
- 一晩風通しの良い場所で陰干し
- シリカゲルをケースに入れる
これだけでも改善します。芳香剤の使用は逆効果なので避けてください。
関連記事
遺品整理で見つかったオーディオ、高額になるケース・ならないケース
高く売れる個体は「丁寧に扱われていた」と分かるもの
今回紹介したメンテは、どれも高く売るための必須テクではありません。
ただ、プロの目線で見ると確かに査定額が変わるポイントです。
そしてもうひとつ大事なのは、メンテをすることで、お客様ご自身が「どれだけ大切にしていたか」を整理できる点でもあります。
ジャストフレンズでは、「とりあえず見てほしい」「状態に自信がない」というご相談も大歓迎です。
状態が不安な方ほど、一度お気軽にお問い合わせください。

