こんにちは。
ジャストフレンズです。
「え、こんなものですか?」
査定結果を見たとき、多くの人がまず口にする言葉です。
もしかしたらジャストフレンズでの査定でも同様に感じられるお客様もいらっしゃると思います。
ネットで見た相場よりも低い。
昔は高級機だったはず。
状態も悪くないと思っていた。
頭の中では「もっといくはずだった」という期待があり、現実との間に、少し大きなズレが生まれます。
怒りというほどではないけれど、納得もできない。
ただ、理由が分からない。
この理由が分からないという状態が、査定で一番ストレスになる部分かもしれません。
目次
「安くされた」のではなく「評価軸が違った」
「価値を分かっていないんじゃないか」
「ちゃんと見てくれていないのではないか」
査定額が低かったとき、多くの人はこう感じます。
ですが実際は、価値を否定されたというより、評価の軸が違ったというケースがほとんどです。
買取店によって、
・何を重視するか
・どこまで見ているか
・誰に再販する前提なのか
これがまったく異なります。
同じオーディオでも、
「商品」として見るのか
「機材」として見るのか
「趣味性の高い一点物」として見るのかで、
査定額は大きく変わります。
査定額が下がりやすい「見えない理由」
査定の現場では、見た目や型番だけで判断されているわけではありません。
例えば
・メンテナンス履歴が不明
・今後の修理リスクが高い構造
・市場での回転が遅いモデル
・セットで価値が出るが単体だと弱い機器
こうした点は、説明されないまま「金額」にだけ反映されることが多いです。
だから利用者側には、「なぜこの金額なのか」が見えません。
結果として、「安く買い叩かれた」という感情だけが残ってしまうのです。
リサイクル店と専門店の決定的な違い
ここで大きな分かれ道になります。
リサイクル店は「いくらで仕入れて、いくらで売れるか」を基準にします。
一方、専門店は「この機器が、どういう人に、どういう価値で届くか」までを見ています。
だから専門店の査定では、
・年代ごとの音の傾向
・当時の設計思想
・今も探している人がいるか
といった数値に出にくい要素が評価に含まれます。
この視点があるかどうかで、査定額は同じ機器でもまったく変わります。
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査定額=価値、ではない
大事なことですが、査定額は「その店での評価」であって、そのオーディオの価値そのものではありません。
たまたま合わなかった。
その店の得意分野ではなかった。
再販ルートがなかった。
それだけで、本来の魅力が数字に反映されないこともある。
だからこそ、「一度の査定で決めてしまう」ことが、一番もったいない選択になることもあります。
ただ、価値を理解できても市場の需供がなどが理由でどうしても金額に反映しない場合もあります。
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ジャストフレンズが大切にしていること
ジャストフレンズでは、査定額を出す前に、必ずこう考えます。
「このオーディオは、どんな人に届くべきか」
スペックだけではなく、使われてきた背景や、組み合わせ、時代性。
それを理解した上で、価値を価格に翻訳するという作業を行います。
だから高くなることもあれば、正直に「今は難しい」とお伝えすることもあります。
でも少なくとも、理由の分からない金額を一方的に出すことはしません。
もし査定額に違和感を覚えたら、それはあなたの感覚が間違っているのではなく、見る人が違っただけかもしれません。
価値は、正しく見る人の前に置かれて、はじめて数字になります。
ジャストフレンズはそんな想いでお客様の大切なモノを査定させていただいています。
お買取のご相談はお気軽にお問い合わせください。

