こんにちは。ジャストフレンズです。
オーディオの査定をしていると、
「一度修理しているんですが、査定は下がりますか?」
と聞かれることがあります。
中には少し申し訳なさそうに話される方もいます。
修理して部品を交換し、自分好みに少し手を入れた。
そう聞くと、「オリジナルではないから価値が下がる」と思われるのかもしれません。
でも、修理歴があること自体が悪いわけではありません。
むしろ査定する側からすると、一番困るのは別のことです。
それは、何をされているのか分からないことです。
古いオーディオなら、何もされていない方が珍しいこともある
30年、40年前のアンプやスピーカーを査定していると、これまで一度も修理されず、そのまま使われ続けているものばかりではありません。
ボリュームを修理し、コンデンサーを交換。
また、スピーカーのエッジを張り替え、端子を交換した。
メーカーや専門店でメンテナンスを受けたなど、長く使われてきたオーディオであれば、何かしら手が入っていることは普通にあります。
車で考えれば分かりやすいかもしれません。
10年、20年乗っている車で、一度も消耗品を交換していない方が不安です。
オーディオも同じです。
適切に修理され、きちんと使われてきたのであれば、修理歴があるからといって、それだけで悪い評価になるわけではありません。
問題になるのは「修理」と「改造」が分からなくなっている場合
査定で慎重になるのは、
「前の持ち主が何かやったらしい」
「知人に直してもらったけど、どこを交換したか分からない」
というケースです。
外から見ただけでは分からない部分に手が入っている。
純正部品なのか、別の部品なのかも分からない。
元に戻せるのかどうかも分からない。
こうなると、次に販売するときにも説明ができません。
中古オーディオを購入される方の中には、オリジナル状態を重視する方もいます。
逆に、きちんと整備されていることを評価する方もいます。
どちらが正しいという話ではありません。
問題は、私たちが次の方へ正確に説明できるかどうかです。
「改造したから言わない」は逆効果になることがあります
ご自身でオーディオを楽しんでいる方ほど、細かな部分まで手を入れていることがあります。
ケーブルを変える。
端子を変更する。
内部配線を変更する。
部品を好みのものへ交換する。
趣味として楽しむのであれば、それもオーディオの面白さだと思います。
ただ、売却するときだけは話が変わります。
「言ったら査定が下がりそうだから黙っておこう」
これは、あまりおすすめしません。
査定の途中で分かることもありますし、買取後の点検で分かる場合もあります。
それより最初から、
「ここを交換しています」
「この店で修理しています」
「○年頃にオーバーホールしました」
と教えていただいた方が判断しやすくなります。
もし修理明細や作業内容の書類が残っているのであれば、一緒に見せていただけるとさらに分かりやすいです。
売るために元へ戻す必要もありません
これも時々あるのですが、査定前にわざわざ純正状態へ戻そうとする方がいます。
ただ、慣れていない状態で触ってしまい、別の部分を傷めてしまっては意味がありません。
無理に分解する。
古い端子を触る。
スピーカーユニットを外す。
こうしたことはしなくて大丈夫です。
今の状態がどうなっているかを、そのまま教えてください。
その状態を見た上で判断するのが専門店の仕事です。
オーディオは「履歴」も含めて一台です
中古オーディオを見ていると、本当に同じものがありません。
同じメーカー。
同じ型番。
同じ年式。
それでも、一台ずつ状態が違います。
それは、そのオーディオが何十年という時間を過ごしてきたからです。
どんな環境で使われていたのか。
どんな修理を受けたのか。
どこを交換しているのか。
そうした履歴も含めて、今その一台があります。
ですから、修理しているから査定に出しにくいと思う必要はありません。
改造している場合も同じです。
分かる範囲で構いませんので、そのままお話しください。
「古いから」
「修理しているから」
「純正じゃないから」
と、ご自身だけで価値を決めてしまうのは少しもったいないです。
その一台が今どんな状態なのか。
そして、今どんな価値があるのか。
そこを確認するところから、査定は始まります。
ご相談だけでも結構です。
お気軽にご連絡ください。
