こんにちは。ジャストフレンズです。
オーディオの査定をしていると、よく聞かれることがあります。
「傷があると査定額は下がりますか?」
もちろん、状態は査定の一つのポイントです。
でも、長年査定をしていて思うのは、私たちは傷や汚れだけを見ているわけではないということです。
査定をしていると、「この方は本当に大切に使っていたんだな」と感じる瞬間があります。
それは決して、高価なオーディオだからではありません。
その一台に向き合ってきた時間が伝わってくるときです。
今回は、オーディオ買取と直接は関係ないかもしれませんが、私たちが日々感じていることをシェアしたいなと思います。
長年使われていても、丁寧に扱われていることは伝わります
新品のようにきれいなオーディオもあります。
一方で、何十年も使われてきたオーディオには、それなりの使用感があります。
でも、その二つはまったく別の話です。
長年使えば、小さな傷が付くこともあります。
ツマミに少し擦れができることもあります。
それは毎日音楽を楽しんできた証でもあります。
逆に、ほとんど使われていなくても、保管状態が悪ければ傷みは大きくなります。
査定をしていると、その違いは自然と伝わってきます。
配線や保管方法にも、その人らしさが表れます
オーディオラックから取り外すとき、きれいにまとめられたケーブルを見ることがあります。
無理に引っ張った跡もなく、丁寧に配線されている。
ホコリはあっても、湿気の多い場所ではなく、きちんと保管されていたことが分かる。
そんな状態を見ると、「大切にされてきたんだな」と感じます。
査定額が変わるという話ではありません。
でも、長くオーディオに携わっていると、不思議と伝わるものがあります。
お客様の一言に、思い出が詰まっていることもあります
「父が大事にしていたものなんです。」
「結婚した頃に買ったアンプなんですよ。」
「定年退職の記念に、自分へのご褒美で買いました。」
査定の前に、そんなお話を聞かせていただくことがあります。
もちろん、思い出だけで査定額が変わることはありません。
ですが、その言葉を聞くと、私たちも自然と扱い方が変わります。
オーディオは単なる機械ではありません。
その人の人生の一部になっていることが少なくないからです。
私たちは「物」だけを見ているわけではありません
査定士の仕事は価格を付けることだと思われがちです。
もちろん、それも大切な仕事です。
ですが、それだけではありません。
このオーディオは、どんな環境で使われてきたのだろう。
どんな音楽を聴いていたのだろう。
そんなことを考えることがあります。
何十年も使われてきたアンプ。
家族と一緒に映画を楽しんだスピーカー。
休日のたびに音楽を流していたプレーヤー。
そうした時間まで査定することはできません。
でも、その存在を忘れて査定をすることもありません。
次に大切にしてくれる人へつなぐ仕事
私たちが買い取ったオーディオは、そこで役目を終えるわけではありません。
動作を確認し、必要があれば整備を行い、また次の持ち主のもとへ送り出します。
中には、長年探していた方のもとへ届くこともあります。
「やっと見つかった。」
そんな一台になることもあります。
だからこそ、私たちは一台一台を丁寧に扱います。
それは商品だからではありません。
誰かが大切にしてきたものだからです。
関連記事
オーディオを少しでも高く売るという考えではなく想いをつなぐという考え方
査定とは、価値を受け取ること
査定という言葉を聞くと、「値段を付けること」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、私たちは少し違う考えを持っています。
査定とは、そのオーディオが持っている価値を受け取ること。
性能や市場価値だけではなく、長い年月を経て今ここにある一台として向き合うこと。
それが、私たちの考える査定です。
もし手放すことを決められたのであれば、その大切に使われてきたオーディオを、次の持ち主へしっかりとつないでいきたいと思っています。
それが、私たちの仕事だと考えています。
ご相談だけでも結構です。
お気軽にご連絡ください。
