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第2回:だれでも簡単!オーディオ入門 初級編

こんにちはジャストフレンズです。オーディオ初心者向けにオーデオの基本を色々とお伝えしています。今回第2回目CDプレーヤーについて掘り下げていこうと思います。オーディオの事を知ってもらい、楽しい音のある生活を広げていければと思いBlogにしています。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

CDプレーヤー

コンパクトディスク(CD)から音楽の信号を読み出す機器です。
CDは、デジタル情報を記録するためのメディアである。光ディスク規格の一つでレコードに代わり音楽を記録するため、ソニーとフィリップスが1979年の夏に共同開発を開始します。
そして、両社の間で色々と論議されたのち1981年にドイツでテストCDが製造され、当初の予定通り1982年にはCDの生産が開始されました。およそ36年前の事です。その中で最初に生産されたのが、ビリー・ジョエルのニューヨーク52番街と言われています。欧州人はABBA The Visitorsと主張しています。CD誕生から5年後の1987年にはレコードのシェア率を追い抜き、9年後の1991年にはカセットのシェア率を抜き去って、オーディオメディアにおけるシェア率トップの座を勝ち取ります。国内で最初に発売されたCDは、
A LONG VACATION/大滝詠一
Pineapple/松田聖子
Again百恵 あなたへの子守歌/山口百恵
SOUL SHADOWS/シャネルズ
LUNATIC MENU/IPPU-D

などです。ほかにもございますが代表的なのを挙げてみました。30年以上前の出来事です。当時はシングルCDをよく買いに走ったものです。最近ではシングルCDが聴けないプレーヤーが多いと思いますが、シングルCD非対応用にアダプターもあるみたいですね。
CDプレーヤーシングル用アダプターそして、CDプレーヤーの発売はCDが発売された1982年10月1日と同日で、日本ではSONY CDP-101、Lo-D(日立) DAD-1000、DENON(日本コロムビア) DCD-2000が発売されました。と長々CDの歴史をお伝えいたしました。
次に本題になりますが、CDプレーヤーは繋ぎ方も簡単で大体がRCAケーブルでアンプの入力へと繋がります。CDプレーヤーの裏側にLINE OUTという赤と白の端子があり、そしてその他にFIXED/VARIABLE/DIGITAL OUT(OPTICAL/COAXIAL)等に分かれています。
固定、半固定RCA端子

FIXED

固定

VARIABLE

可変

DIGITAL OUT

デジタル音声出力専用です。アンプ側に専用の入力があれば音は出ます。
さらにOPTICALCOAXIALとに分けられます。

CDの音量をリモコンなどで調整が可能な端子が可変(VARIABLE)で、音量を一定で使用する端子が固定(FIXED)です。音量はアンプなどで調整できますので通常はFIXEDで大丈夫ですが、録音時の音量を変えたいときはVARIABLEで音量を調整できます。VARIABLEは、FIXEDに対し可変回路が入りますので音質を重視される場合はFIXED出力をご使用下さい。アンプの入力側ですがCDという入力があるアンプもあれば、AUX、LINE、TUNER、TAPEと幾つも入力があってどこに接続すればいいのかわからないと思いますが、基本的にPHONO入力以外はどこに接続しても大丈夫です。PHONO入力はフォノイコライザーが内蔵されているのでレコード専用と覚えて下さい。それ以外は接続しないで下さい。CDはAUXに接続してもLINEに接続しても問題ないです。そしてセレクターを合わせれば音は鳴ります。



どうしてデジタルケーブルは1本でステレオ信号が伝送できるのか?
光デジタル端子はケーブルに光ファイバーを使用しているのが特長で、オプティカル(OPTICAL)とも呼ばれ、コネクタには角形コネクタと、丸型コネクタがあり、コネクタが異なる場合は変換アダプターで対応可能です。デジタル伝送の場合、もとのアナログ波形をサンプリングという処理によって左右別々に、トビトビの情報としてピックアップしているのです。その際LとRをそれぞれ「1、2、3、4……」とピックアップするのじゃなく、図の上下(LとR)を交互にスイッチングするように拾い出す。「L1、R2、L3、R4、L5……」といった具合です。この交互のデジタル信号はケーブル内を図のように、「L、R、L、R……」と仲良く交互に並んで伝わっていき、最後にD/A変換される際に「L君たちは左だよ、R君たちは右だよ!」という様に正しくチャンネル配分されてステレオ再生しています。

OPTICAL:光デジタル音声端子
COAXIAL:同軸デジタル音声端子

同軸接続の方が音が良いと言われていますが、機器間の距離が5mを超えるようなときは、ケーブル内での信号減衰が大きい同軸ケーブルよりも減衰の少ない光デジタルが同軸を上回るようになります。但し、同軸デジタル端子は高級機にしか配備されていなかったり、搭載個数が少なかったりするデメリットがあります。

ユニバーサルプレーヤー

CD、DVD、SACD、ブルーレイディスクなど複数の種類の直径12cm(或いは8cm)のディスクを再生する機器です。複数の種類のディスクを再生する場合、違う種類の再生機器が必要ですが、金額面や設置場所の問題が生じます。また特定のプレーヤーの音質や機能が他方のプレーヤーに存在しないため、再生された画像や音声の品質或いは操作方法が均質にならず、利用者の利便性等が損なわれるという問題も生じます。これらの点を解決するために、複数の種類のディスクを再生する機能を有するプレーヤーが研究/開発される様になりました。こちらもCDプレーヤーと同じく接続は簡単です。

今回はCDプレーヤー、ユニバーサルプレーヤーについてお話いたしましたが、どちらのプレーヤーも繋ぎ方さえ間違わなければ簡単に接続できますので初心者の方でも大丈夫です。まずは一人で一から全部の機材を繋いで音を出してみましょう。それができれば次はレコードプレーヤーですね。次回はレコードプレーヤーについて掘り下げていきたいとお思います。

お読みいただきありがとうございました。