昇圧トランスとは

こんにちは。ジャストフレンズです。
本日はレコードを聴く際に使用する昇圧トランスについて解説させて頂きます。

どんな時に使いますか?

レコードプレーヤーでレコードを聴く場合、レコード針(カートリッジ)を使いますが、大きく分けて2種類のレコード針が存在します。そのうちMCカートリッジを使う場合、そのままアンプのフォノ入力に入れても音量が小さ過ぎるので、「フラットな特性をもったまま、ゲインだけを引き上げる」昇圧トランスの助けを借りるわけです。

MC(ムービング・コイル型)カートリッジ

ムービング・コイル型は、高音域の再生での反応が良いとされ、ムービング・マグネット(MM)型に比べ、一般的に「高価ではあるが高性能」とされている。コイルのターン数(巻数)を増やせないため、出力が低い為に昇圧トランスが必要。

MM(ムービング・マグネット型)カートリッジ

ほとんどのレコード針はMM型。出力電圧が高く昇圧トランスを使用しなくても十分な音量が得られる。

昇圧トランスの接続方法

レコードプレーヤーから出ているケーブルを昇圧トランスの1次側(INPUT)に差し込みます。この時にアース線の接続も忘れずに行ってください。アース線が正しく接続されていない場合に「ブーン」というハム音がします。

DENON AU-320 昇圧トランス昇圧トランスの2次側(OUTPUT)には、アンプへの接続コードが付いているトランスもあります。

代表的な昇圧トランス

DENON AU-320 昇圧トランス

DENON AU-320

デノン製の昇圧トランスAU-320です。2つの入力端子と2種類の入力インピーダンス切替が出来ます。DENON DL-103との相性は抜群で、インピーダンス40Ωでベストマッチします。40Ω端子の昇圧比が1次インピーダンス40Ω、2次インピーダンス4kΩですので10倍(4000Ω÷40Ωの平方根)、3Ω端子のローインピーダンス接続では昇圧比は1次インピーダンス3Ω、2次インピーダンス4kΩですので約36倍(4000Ω÷3Ωの平方根)となります。