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フォノイコライザーとは
こんにちは。ジャストフレンズです。
本日はレコードを聴く際に使用する入力、PHONOについて解説させて頂きます。
よくヘッドフォン(Phone)とよく間違われますが、スペルが違います!
PHONO、フォノですのでお間違いなく。
なんの為に必要なの?
レコードを聴く場合に絶対必要なのが、今回解説していますフォノイコライザーです。レコードにカットされている音声信号は、低音を圧縮し、高音を増強して録音されています。その方式には、「RIAA」というルールがあって、それに従がって録音されています。このRIAA(リア、リアーカーブなどと呼ぶ)を使い録音されたのとは逆に、高音を減衰し、低音を増強しています。
フォノイコライザーの使い方
各メーカー、最初からフォノ端子を搭載しているアンプがあります。フォノ端子付きのアンプの場合、大きく分けて2つの種類に分けることが出来ます。なぜ2種類かというと、レコード針(カートリッジ)のタイプによります。MCカートリッジを使う場合、昇圧トランスが必要となりますが、アンプにMM、MCの切り替えがあるアンプとないアンプがります。※写真 LUXMAN L-510X MM,MCの切り替えがある
もう少し詳しく知りたい方は昇圧トランスのページにて解説しております。
アンプにフォノイコライザーがない場合
アンプにフォノイコライザーが内蔵されていない場合はどうすれば良いでしょうか?フォノイコライザーアンプ(ヘッドアンプとも呼ぶ)という外付けのフォノイコライザーがありますのでアンプの入力端子に接続します。一般的にはこちらも2種類のタイプがあり、MM、MCに対応しているかという所です。
代表的なフォノイコライザー
audio-technica AT-PEQ20
オーディオテクニカ フォノイコライザー AT-PEQ20
MM/MC型カートリッジ対応 高音質フォノイコライザー
高音質FET入力によるRIAAイコライザー回路を採用
MCカートリッジに対応
振動に強い高剛性アルミ合金ボディ
MM/MC切り換えスイッチ
Phase Tech フェーズテック EA-5
音楽表現力の拡大を目指し、半導体に適した電流増幅動作による全段無帰還回路を新たに開発し搭載したフォノイコライザーアンプです。本機ではこの無帰還増幅をおこなうために厳選されたディスクリート能動素子を理想的に動作させるために、このクラスでは唯一ともいえるディスクリート部品による回路構成を採用しております。この結果このクラスのフォノアンプでは困難であった「豊かな音の階調表現、躍動感と高S/N、卓越した空間表現の両立」を上級機に匹敵する高いレベルで達成しております。
LUXMAN E-03
MM/MC独立構成を採用したフォノイコライザーです。アナログプレイヤーとの伝送距離を最小に抑えるため、プレイヤー近傍に接地できるコンパクト設計が採用されています。左右チャンネルだけでなく、MM/MC専用に独立したアンプを持つ4アンプ構成を採用しており、内部インピーダンス2Ωのオルトフォンタイプや40Ωデンオンタイプをはじめ、
その周辺のインピーダンス値をもつ全てのカートリッジに対応しています。
フォノイコライザー内蔵レコードプレーヤー
最近ではレコードプレーヤー本体にフォノイコライザーを搭載した機種があります。アンプにフォノイコライザーが無い場合はプレーヤーのフォノイコライザーをONにして下さい。アンプや外付けのフォノイコライザーを使用する場合はOFFで大丈夫です。
TEAC TN-350
TEAC フォノイコライザー内蔵アナログターンテーブル TN-350-CH
フォノアンプ内蔵アナログターンテーブル。突板仕上げのスタイリッシュな筐体にフォノイコライザーとUSBデジタル出力を搭載。ユニバーサルヘッドシェル対応S字型トーンアームを採用したアナログターンテーブル。細部の仕上げまでこだわった美しい木目のスタイリッシュな筐体に、MM型カートリッジ対応フォノイコライザーアンプとUSBデジタル出力を搭載したベルトドライブ式アナログターンテーブルが『TN-350』です。
audio-technica AT-LP60X RD
オーディオテクニカ フルオートレコードプレーヤー レッド AT-LP60X RD
スタートボタンを押すだけでレコードの再生・停止を行なう、33/45回転に対応可能なフルオート式のターンテーブル。オーディオテクニカ製VM型ステレオカートリッジを付属。フォノイコライザーを内蔵し、PHONO/LINE出力を選択可能。インテリアに合わせて選べる2つのカラーバリエーション。
YAMAHA TT-S330
レコード再生機としての優れた基本性能、美しいデザイン性を両立したターンテーブル。軽量かつ剛性に優れたスタティックバランス型のストレートトーンアームを採用、安定した回転が得られるベルトドライブ方式、高音質フォノイコライザーアンプ搭載、質感の高いグロス塗装を施したシンプルなデザイン。
SONY PS-LX310BT
アナログレコードを手軽に楽しむための充実した基本性能に加えて、Bluetooth(R)機能やUSB出力端子を搭載したステレオレコードプレーヤー。アナログレコードをワイヤレスで楽しめる、Bluetooth(R)機能、トランスミッター機能を搭載し、ブルートゥース対応のワイヤレススピーカー/サウンドバー/ヘッドホンなどと接続して、家の中のさまざまな場所でレコードの音を楽しめます。
まとめ
フォノイコライザーの解説は如何だったでしょうか?初めてレコードを聴く場合、アンプの入力端子など専門的な用語が多く、どこに接続してよいかの分からない等の問題は解決出来たと思います。それでは、レコードライフを楽しみましょう。