アンプの種類と役割

スピーカーを鳴らすために必要な「アンプ」ですが、具体的にどのような事を行う機械でしょうか?ボリュームの調整の他にもイコライザーなど色々な機能が付いています。CDプレーヤーやレコードプレーヤーから送られて来る「音の信号(ソース)」をスピーカーを鳴らすのに必要な大きさに増幅して送り出すのが「アンプリファイヤー」略して、アンプと言われています。

プリアンプの役割

プリアンプ
プリアンプ(コントロールアンプ)はCDプレーヤー、レコードプレーヤー、テープデッキ、チューナーなどから送り込まれたソースを、パワーアンプを働かせるのに必要な大きさまで増幅し音色をコントロール出来るアンプを指します。プリアンプには各ソースの切替スイッチ、メインボリューム、バランスボリュームやトーンコントロールといった音量や音色の調整をする役割があります。

スピーカーを鳴らすパワーアンプ

パワーアンプ
パワーアンプでは、プリアンプに入力された信号を大きな電力に変えてスピーカーを作動させ、実際の音を鳴らすための役をします。メインボリュームがないパワーアンプもありますが、ボリューム付きのパワーアンプの中には、CDプレーヤーをプリアンプを使わずに直接接続出来る端子を備えたアンプもあります。パワーアンプの出力は、鳴らそうとするスピーカーの能率と密接な関係があり、大出力のアンプだからといって、それがいい音を出すために必要だよいうことでは絶対にありません。家庭で普通に聞く音量は1ワット程度です。

プリメインアンプ

プリメインアンプ
通常一般に多く使われているのがこのプリメインアンプ(インテグレーテッドアンプ)です。プリアンプとパワーアンプの機能を兼ね備えており、一部の高級機になるとプリアンプとパワーアンプを切り離して使えるアンプも存在します。電気的な信号ロスが少なく、伝送面で音の純度が保たれやすくなります。

音楽のジャンルによるアンプの選び方

一般的によく言われる傾向はジャズのようなアメリカで発祥した音楽はお国柄が良く出ておりその土地のシステムがよく合います。有名なメーカーではMcIntoshのアンプがジャズには相性が良いです。

クラシック音楽はヨーロッパが発祥でジャズとの大きな違いはハーモニーが大切で響きのよいアンプが良く合います。国産のメーカーでアキュフェーズラックスマンなどが好まれています。