こんにちは。ジャストフレンズです。
「査定をお願いする前に、ちょっと綺麗にしておこう」
久しぶりに棚からアンプを出してみる。
思っていた以上にホコリが積もっている。
裏を見れば、端子のまわりにも汚れがある。
「さすがに、このまま見せるのは恥ずかしいな……」
そう思って、布で拭いてみる。
せっかくだから端子も綺麗にして、ちゃんと音が出るか確認しておこう。
オーディオを売る前に、そんなことを考える方は多いと思います。
もちろん、簡単にホコリを取るくらいなら問題ありません。
ただ、私たちからすると、
無理に綺麗にしてから査定に出さなくても大丈夫です。
むしろ、触らずそのまま見せていただいたほうがいいこともあります。
「汚れているから恥ずかしい」と思わなくて大丈夫です
そもそも、なぜ査定前に掃除をしようと思うのでしょうか。
確かに、見た目も査定に響くことはあります。
あまりにも状態が悪いと当然査定額は下がってしまいます。
そんなことから、「少しでも綺麗なほうが高く売れそうだから」
という理由もあると思います。
でも、それだけではないんですよね。
人に見せるから。
専門店の人が見に来るから。
汚れたままだと、「雑に扱っていたと思われそう」
「こんな状態で査定を頼んでいいのかな」
そんな気持ちもあるのではないでしょうか。
でも、10年、20年使ってきたオーディオにホコリがあるのは普通です。
ずっとラックに入っていたアンプ。
長年動かしていないスピーカー。
押し入れから久しぶりに出したプレーヤー。
綺麗なものばかりではありません。
私たちも、それをわかったうえで査定しています。
なので、「こんなに汚れていてすみません」
と気にしていただく必要はありません。
むしろ、こちらが見たいのは、そのオーディオが今どんな状態なのか。
そこです。
良かれと思ってやったことが、逆になることもあります
たとえば、長年使っていなかったアンプ。
査定前に動くか確認しておこうと思って、久しぶりに電源を入れる。
これも、やりたくなると思います。
「動くかどうかわからないまま査定してもらうのも悪いしな」
と。
でも、長期間通電していない古い機器の場合、必ずしも自分で確認しておく必要はありません。
状態によっては、無理に動かさないほうがいいこともあります。
掃除も同じです。
汚れが気になるからと強く擦ってしまったり、何かの洗剤を使ってしまったりする。
端子がくすんでいるから、自分で磨いてみる。
シールの跡が気になるから、剥がそうとしてみる。
その結果、汚れは落ちたけれど文字まで薄くなってしまった。
表面の質感が変わってしまった。
傷がついてしまった。
そんなことになったら、せっかく綺麗にしようとしたのに逆効果です。
だったら最初から、そのまま見せてもらったほうがいい。
私たちはそう思っています。
査定のために「いい状態を作る」必要はありません
これは意外と大事なことだと思っています。
査定というと、「少しでも良く見せたほうがいい」と思うかもしれません。
でも、私たちはオーディオの見た目だけを見て査定しているわけではありません。
機種。
年式。
動作状態。
外観。
付属品。
そして現在の中古市場。
いろいろなものを見ながら判断します。
もちろん、同じ機種なら綺麗なもののほうが評価が高くなることはあります。
だからといって、
査定直前に頑張って綺麗にすれば、オーディオそのものの状態まで良くなるわけではありません。
長く大切に使われてきたものは、実際に見ればわかることもあります。
反対に、表面だけピカピカにしても、内部の状態まで変わるわけではありません。
だから、査定のためだけに無理をして「いい状態」を作らなくても大丈夫なんです。
「これ、汚いから値段つかないですよね?」と自分で決めないでください
もうひとつ、よくあるのがこれです。
長年置いてあったオーディオを見て、
「こんなに汚れていたら売れないだろう」と、自分で判断してしまう。
そして、そのまま処分してしまう。
これは少しもったいないです。
ホコリが積もっていることと、価値がないことは別です。
古いことと、価値がないことも別です。
見た目はかなり使い込まれていても、中古市場では今でも探している人がいる機種もあります。
逆に、見た目は綺麗でも、それほど市場価値が高くない機種もあります。
ここは、オーディオを見慣れていない方にはなかなかわかりません。
だからこそ、「こんな状態じゃダメだろう」と自分で決めてしまう前に、そのまま見せてください。
綺麗にするかどうかも含めて、こちらで判断できます。
そのままの状態を見せてもらうのも、査定のひとつです
私たちが知りたいのは、査定のために綺麗にしたあとの姿だけではありません。
どこに置かれていたのか。
どのくらい使っていたのか。
最後に使ったのはいつなのか。
不具合はあったのか。
そういったことも、査定するときの大切な情報になります。
だから、「何年も使っていません」でもいい。
「動くかわかりません」でもいい。
「ホコリだらけです」でも構いません。
その状態から見させてもらうのが私たちの仕事です。
関連記事
オーディオを査定していて、「この人は大切に使っていた」と感じる瞬間
査定前に、お客様が査定の準備をしすぎなくてもいいんです
売ろうと思ったら掃除をする。
動くか確認する。
付属品を全部探す。
型番を調べる。
もちろん、できる範囲で準備していただければ助かることもあります。
でも、「全部ちゃんとしてからじゃないと査定を頼めない」と思う必要はありません。
特に、大型のスピーカーや重たいアンプを無理に動かす必要もありません。
昔のオーディオは、本当に重いものがあります。
「裏側を掃除しよう」
と一人で動かして、腰を痛めてしまった。
それでは何のための査定かわかりません。
わからないことは、わからないままで大丈夫です。
汚れていても大丈夫。
動くかわからなくても大丈夫。
まずは、そのままの状態を見せてください。
オーディオを綺麗にしてから見せることよりも、
今どんな状態なのかを、そのまま伝えてもらうこと。
そのほうが、私たちもきちんと判断できます。
査定をお願いするために、お客様が先に査定員のようなことまでしなくていいんです。
「こんな状態でも見てもらえますか?」
そのくらいから、相談していただければ大丈夫です。
もし手放すことを決められたのであれば、その大切に使われてきたオーディオを、次の持ち主へしっかりとつないでいきたいと思っています。
それが、私たちの仕事だと考えています。
ご相談だけでも結構です。
お気軽にご連絡ください。
