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Nakamichi 700ZXL / 700ZXE 買取
1980年発売・定価450,000円のNakamichi 700ZXLは、最高峰1000ZXLに次ぐ縦型筐体のフラッグシップ・カセットデッキです。アジマス・バイアス・レベル・イコライザーまで自動で追い込むA.B.L.E.オートキャリブレーションプロセッサー、ディスクリート3ヘッド構成、周波数分散ダブルキャプスタン、最大30曲のRAMM選曲機能を搭載し、カセットの限界性能を引き出します。姉妹機の700ZXE(定価350,000円)は基本性能を受け継ぎつつ機能を整理した普及版で、オートキャリブレーションはアジマス・EQ調整を省いたバイアス・レベル中心の仕様となります。北米・欧州を中心に海外コレクター人気が極めて高い700ZXL / 700ZXEを、25年のヴィンテージオーディオ専門店ジャストフレンズが高価買取いたします。
| 型式 | ステレオカセットデッキ(3ヘッド) |
|---|---|
| トラック形式 | 4トラック2チャンネル ステレオ |
| ヘッド構成 | ディスクリート3ヘッド(再生P-8L型/録音R-8L型/消去E-8L型) |
| 走行方式 | 周波数分散ダブルキャプスタン(キャプスタン用PLLサーボモーター) |
| テープ速度 | 4.8cm/s |
| ワウフラッター | 0.04%以下(WRMS)/0.08%以下(Wピーク) |
| 周波数特性 | 700ZXL:20Hz〜20kHz ±1.5dB / 700ZXE:20Hz〜20kHz ±2dB(−20dB時) |
| SN比 | ドルビーB:66dB以上 / ドルビーC(NR-100併用):72dB以上 |
| オートキャリブレーション | 700ZXL:A.B.L.E.(アジマス・バイアス・レベル・EQ)/ 700ZXE:バイアス・レベル中心の簡易版 |
| 選曲機能 | RAMM(700ZXL:最大30曲 / 700ZXE:最大9曲) |
| 外形寸法 / 重量 | 幅500×高さ262×奥行250mm / 約14kg |
| 発売年・定価 | 700ZXL:1980年 / 450,000円 / 700ZXE:1980年 / 350,000円 |
設計思想と技術的特徴
700ZXLは、Nakamichiが「トラッキングコンピューター」的な発想をカセットデッキに持ち込んだ縦型フラッグシップで、最高峰1000ZXLの直下に位置します。最大の特徴はA.B.L.E.(Azimuth・Bias・Level・Equalizer)オートキャリブレーションプロセッサーで、ボタン操作によりテストトーンを使って録音再生レベルと録音ヘッドのアジマス、バイアス電流、録音イコライザーまでをフローチャートに沿って自動調整します。調整値はテープメモリーとして複数記憶でき、テープセレクターや再生EQ、ドルビーNRの設定も含めて保存できます。ヘッドはNakamichi独自のディスクリート3ヘッド構成で、ラミネートクリスタロイコアの再生P-8L型(ギャップ0.6μm)、録音R-8L型(ギャップ3.5μm)、フロントにセンダスト・後部にフェライトを用いたダブルギャップのE-8L型消去ヘッドを採用。走行系は供給側3mm・巻取側2.5mmと径を変えた周波数分散ダブルキャプスタンで、キャプスタンはPLLサーボモーターで駆動し、フラッター周期の重なりを避けて変調ノイズを抑えています。さらに最大30曲をコード信号で管理するRAMM選曲、共振制動シャーシ、テープパッドリフターなど、随所にNakamichiのノウハウが投入されています。姉妹機の700ZXEは、この基本性能をほぼ受け継ぎつつ機能を整理した普及版で、オートキャリブレーションはアジマス・EQ調整を省いたバイアス・レベル中心の構成、RAMMは最大9曲対応、再生アンプの直結構成も簡略化されています。700ZXEは輸出市場でも広く流通したモデルとして知られます。
市場での評価と取引状況
700ZXLは1000ZXLと並ぶNakamichiの象徴的存在で、縦型の独特なデザインと圧倒的な物量から「Computing Cassette Deck」としてコレクター人気が非常に高い機種です。生産期間が短く流通量が限られるため、ヤフオクでも動作良好な個体は十数万円クラスで取引され、特にeBayなど海外マーケットでは整備済み・レストア品が高額で売買されており、日本からの輸出需要が査定額を強く押し上げています。700ZXEは700ZXLより流通量が多く価格はやや抑えめですが、同じ縦型筐体・ディスクリート3ヘッドの実力機として安定した需要があります。RM-300リモコンやNR-100ドルビーCユニットなどの純正オプションが揃った個体は、いずれもさらに上値で取引される傾向です。ジャストフレンズは25年の専門実績をもとに海外相場まで踏まえて査定し、査定0円・現状のままでの買取にも対応しています。
よくある劣化・故障のポイント
製造から約45年が経過しています。最も多いのはキャプスタンベルトやアイドラーの劣化・固着による走行不良、早送り・巻戻し不調、モード切替不良です。ピンチローラーの硬化はテープ蛇行やワウフラッター悪化を招きます。電子面では電源回路やノイズリダクション回路の電解コンデンサ液漏れ、フィルムコンデンサの劣化が定番で、これがA.B.L.E.やオートキャリブレーションの誤動作・調整不能の原因になることもあります。LEDピークレベルメーターのセグメント欠け、表示部の不点灯、RAMMコードの読み取り不良なども見られます。長年使用された個体では再生・録音ヘッドの摩耗による高域低下、アジマスずれも起こります。縦型で重量があるため、運搬時はカセット投入部やヘッドまわりを保護した慎重な梱包が必要です。いずれの状態でも買取可能ですのでお気軽にご相談ください。
どんな状態でも買取ります
- ベルト・アイドラー劣化で走行不良・モード切替不良の個体
- A.B.L.E./オートキャリブレーションが正常動作しない個体
- ピンチローラー硬化・ヘッド摩耗が進んだ個体
- メーターのセグメント欠け・表示不点灯の個体
- 電源が入らない・動作未確認のジャンク品
査定額アップのポイント
- RM-300/RM-200リモコン・NR-100ドルビーCユニット等の純正オプションあり
- 取扱説明書・元箱が残っている
- 録音・再生・早送り巻戻しが正常動作する
- A.B.L.E./オートキャリブレーションが機能する
- メーター・表示部の欠けが少なく外装がきれい
状態別 買取イメージ
| Nakamichi 買取対応モデル | |
|---|---|
| Nakamichi 1000ZXL / 1000ZXL Limited(フラッグシップ) | ★高価買取 |
| Nakamichi 1000 / 1000II(初期フラッグシップ) | ★高価買取 |
| Nakamichi Dragon(オートリバース・NAAC) | ★高価買取 |
| Nakamichi CR-70 / CR-70E(3ヘッド) | ★高価買取 |
| Nakamichi ZX-9(3ヘッド) | ★高価買取 |
| Nakamichi ZX-7(3ヘッド) | ★高価買取 |
| Nakamichi 682ZX(3ヘッド) | ★高価買取 |
| Nakamichi 670ZX / 680ZX(3ヘッド) | 買取対応 |
| Nakamich | |
