Buy / 買取 — McIntosh Laboratory 1970〜1975

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McIntosh
MR77
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McIntosh MR77は1970年登場のFMステレオチューナー。IBMコンピューターによって設計された8極リモ型線形位相IFフィルターと特許申請中の線形位相ブリッジ型ディスクリミネーターを採用し、キャプチャーレシオ0.25dB・イメージ除去比100dBという当時革命的なスペックを実現。「初の真の低歪みFMチューナー」として名高い伝説的機種で、後継機MR78へ続くMcIntoshチューナー技術の礎を築きました。

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SPEC / 仕様
チューニング範囲 88〜108MHz(FM専用)
感度 2μV(35dBクワイエティング)
S/N比 75dB(100%変調比)
歪率 0.2%(通常0.05%、20Hz〜15kHz)
キャプチャーレシオ 0.25dB(検波器単体)/ 2.5dB(チューナー全体)
イメージ除去比 100dB(88〜108MHz IHF)
スプリアス除去比 100dB IHF
ステレオセパレーション 40dB(1kHz)
ミューティング 70dB(局間ノイズ除去)
SCAフィルター 275dB/oct(67〜74kHzで50dB減衰)
IFシステム 8極リモ型線形位相フィルター+IC×2+JFET+ブリッジ型ディスクリミネーター
半導体構成 トランジスタ21本・IC4個・ダイオード24本・指示管1本
出力電圧 2.5V(可変)/ 1V(固定、600Ω)
重量 12.25kg(27lbs)
製造期間 1970〜1975年
BUY / 買取評価
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Model Details
MR77の詳細情報

特徴と回路設計

McIntosh MR77は、1970年に登場したFMステレオ専用チューナーで、「世界初の真の低歪みFMチューナー」として開発されました。最大の特徴は、IBMコンピューター(IBM 1130)を用いてFORTRANプログラムで設計された8極リモ型線形位相IFフィルターです。この設計はコンピューターが18分で計算したもので、人間が計算すれば約300年かかる複雑な数学的処理(複素S平面での数値積分)を要しました。従来のセラミックフィルターが100%変調でIM歪み5%に達するのに対し、このフィルターは1.2%という極めて低い遅延誤差を持ち、IM歪みは0.1%以下を実現しています。検波回路には特許申請中の線形位相ブリッジ型ディスクリミネーターを採用し、理論上ゼロに近い歪率(実測0.25dB)とキャプチャーレシオを実現。IFシステム全体は8極リモフィルター・IC×2・JFET・プッシュプルオーバーレイパワートランジスタ段・ブリッジディスクリミネーターで構成されています。ステレオフィルターは2ポジション式(Position 1:10dBノイズ低減、Position 2:20dBノイズ低減)を装備。ミューティングも2段スレッシュホールド(Position 1:5μV、Position 2:20μV)で遠距離/近距離局に応じた設定が可能です。フロントパネルはゴールドアノダイズとブラック、ゴールド/ティール照明のガラスパネルで、信号強度メーター・チューニングメーター・MPXインジケーター・マルチパスインジケーターを装備。PANLOCシステム対応です。

製造年代と位置づけ

MR77は1970年から1975年の5年間製造されました。MR73の後継機として登場し、AM受信機能を省略する代わりにFM受信品質を飛躍的に向上させた専用機です。現在のヴィンテージチューナー市場では「MR78(後継機)の99%の音質を半額以下で」として高い評価を受けており、Richard Modafferi氏(後にMR78を設計)のエンジニアリングの萌芽が見られる歴史的なモデルです。実際にModafferi氏によるレストア(整備)が施された個体も市場で見られ、そのような個体は特に高い評価を受けます。後継機MR78はオシロスコープ出力を標準装備するなどさらに機能を拡充していますが、音質面ではMR77との差は小さいと評されています。ウッドケース付きの個体は特に希少で高値が期待できます。

よくある故障・劣化のポイント

MR77で最も多い問題は電解コンデンサの経年劣化です。製造から50年以上経過しており、電源部・信号系ともに容量抜けによるノイズ増加・感度低下・ドリフト悪化が一般的です。8極リモ型IFフィルター内部のコンデンサ劣化がフィルター特性に影響し、ステレオセパレーション低下として現れることがあります。JFETを使用したRFフロントエンドのJFET劣化による感度低下も経年で発生します。フロントパネルの指示管(マルチパスインジケーター管)の輝度低下も一般的です。ステレオインジケーターランプ(19kHz検出式)の不点灯も経年故障として見られます。ミューティング回路のトリマー調整のズレによる動作不良も発生します。ボリューム・スイッチのガリ、フロントパネル照明球切れも一般的です。IFフィルター・ディスクリミネーターの再アライメントにより本来の低歪み性能が回復する場合があります。

どんな状態でも買取ります

  • 通電不可・ジャンク品もOK
  • コンデンサ劣化・感度低下でもOK
  • ミューティング不良でもOK
  • ステレオインジケーター不良でもOK
  • マルチパス指示管不良でもOK
  • 外観に傷・汚れがあってもOK

査定額アップのポイント

  • 動作品(FM受信正常)は高評価
  • ステレオ受信正常で有利
  • ウッドケース付き個体は特に高評価
  • Modafferi氏整備済み個体は別格評価
  • レストア・再アライメント済み品
動作品(FM受信正常)
↑↑ 査定額アップ
動作するが感度低下あり
↑ 査定可能
通電不可・ジャンク
→ 要相談
コンデンサ劣化・ノイズ増加
→ 減額あり
ミューティング不良
→ 減額あり
ステレオ不良
→ 減額あり
指示管不良
→ 軽微な減額
外観難・傷あり
→ 軽微な減額

※ ウッドケース付き・Richard Modafferi氏整備済み個体は特に高価買取いたします。MR67・MR71・MR73とのセット売却も歓迎します。

How to Sell
買取の流れ
01
お問い合わせ
フォーム・電話・LINEで機種名・状態をご連絡
02
写真を送付
外観・背面・内部(可能な範囲)の写真を送付
03
査定額ご提示
状態・市場相場を考慮し最短即日でご連絡
04
店頭・出張・宅配
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