オーディオの操作方法など疑問にお答え致します
オーディオの操作方法や接続方法など、お客様から問合せの多い内容をまとめさせて頂きました。
特にレコードに関しての問い合わせが多く寄せられています。
Q. レコードは高音質だと聞きましたがアンプに繋いでもよい音がしません。
レコードを聴くにはレコード専用のイコライザーを使用しなければなりません。アンプのPHONO(フォノイコライザー)端子に接続して下さい。
Q. 電気のことは全然分かりません、真空管アンプにライン入力一つしかありません。ブーンというノイズが収まりません。アース端子がないのですがレコードプレーヤー(MCカートリッジ]>昇圧トランス>フォノイコライザーアンプと配線しますが、フォノイコライザーアンプからはアース無しでいいのでしょうか?
ブーンというノイズの原因は、プレーヤのアースがきちんと取れていない事が原因です。真空管パワーアンプの場合、アンプのシャーシ部分の金属部分がアースとなりますのでワニ口クリップ等でシャーシ部分とフォノイコをつないであげればOKです。
Q. マッキントッシュのMA6800にはMMとMCの切替が付いていないのでMCカートリッジを使用する場合は増幅トランスが必要ですが、オルトフォンのSPU CLASSIC GE E MK II負荷インピーダンス10Ω以上の場合どこのメーカーでどういう仕様の昇圧トランスを購入すれば良いのかアドバイス頂けたら幸いです。ちなみにDENON-AU320を所有していますがこれでは使用出来ないですか?
デノン製の昇圧トランスAU-320は、2つの入力端子と2種類の入力インピーダンス切替が出来ます。DENON DL-103との相性は抜群で、インピーダンス40Ωでベストマッチします。40Ω端子の昇圧比が1次インピーダンス40Ω、2次インピーダンス4kΩですので10倍(4000Ω÷40Ωの平方根)、3Ω端子のローインピーダンス接続では昇圧比は1次インピーダンス3Ω、2次インピーダンス4kΩですので約36倍(4000Ω÷3Ωの平方根)となります。SPU Classic GE MkⅡの場合、内部インピーダンス2Ωと低インピーダンスですので、ortofon T-20、ortofon STA-6600L等合うと思います。DENON AU-320でも使用は可能です。1次2Ω、2次4kΩ 4000Ω÷2Ωの平方根=約44.7倍となりますので、使用可能となります。
Q. カートリッジとトーンアームの調整方法が分からないので教えて下さい。
カートリッジとアームの関連ついてですが、大まかなポイントを記載致します。
- アームの高さ調整。アームを真横から見たときにレコードに対して水平になるように高さを調整します。
- トラッキングエラーの調整。
- 針圧の調整。カートリッジ毎の適正針圧に調整します。
- インサイドフォースキャンセラーの調整(アームにより異なります)
- オーバーハングの調整などがあります。一つ一つの調整に関しては大変細かいので割愛させて頂きすが、当店のブログでも解説出来ればと思っております。
Q. CDプレーヤーのトレイが開かずCDを取り出すことが出来ません。CDを取り出すことはできます?
はい、可能です。CDプレーヤーを開閉する機構は、ゴムベルトを使用しており経年による劣化でゴムが切れてしまったりゴムが伸びてしまい、うまく開閉出来ないといった症状が現れる事が多くあります。ゴムベルトを交換する事でCDの取り出しが可能になります。
Q. 自作の真空管アンプのメンテナンスをお願いできます?トランスやコンデンサーなどの部品も買い取っていただきたいのですが。
自作アンプのメンテナンスも行っております。長年オーディオを扱っていますので、メンテナンス用の真空管は豊富にストックしております。不良のある部品や真空管ソケットの交換、容量抜けのあるコンデンサーの交換など行っております。真空管、トランス、コンデンサー、ボリューム、オーディオ用の部品のみの買取も行っております。