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Nakamichi 700 / 700II 買取
1973年発売・定価138,000円のNakamichi 700は、フラッグシップ1000の姉妹機として登場した本格3ヘッドカセットデッキで、カセットの限界に挑んだ名門ナカミチ初期の傑作です。フェライト録音ヘッドと0.7μのナローギャップを持つスーパーパーマロイ再生ヘッドによる完全3ヘッド方式に、ダブルキャプスタンのコンスタントテンション効果を組み合わせ、高域までフラットな特性を実現。録音ヘッドのアジマスを内蔵400Hz信号で調整できるアライメント・ビーコンも搭載しました。1977年の700IIではSRヘッドやクリスタルフェライトヘッドを採用しヘッド寿命と特性をさらに向上。机上に立てて使えるユニークなスタイルでも知られる700 / 700IIを、ジャストフレンズが高価買取いたします。
| 型式 | ステレオカセットデッキ(完全3ヘッド) |
|---|---|
| ヘッド構成 | 700:フェライト録音+スーパーパーマロイ再生(0.7μギャップ)+消去の3ヘッド / 700II:クリスタルフェライト録音+SR再生 |
| 走行方式 | クローズドループ・ダブルキャプスタン(DCサーボモーター) |
| テープ速度 | 700:4.75cm/s / 700II:4.8cm/s |
| ワウフラッター | 700:0.06%以下(JIS Wrms)/ 700II:0.05%以下(Wrms) |
| 周波数特性 | 700:35Hz〜20kHz±4dB(クローム)/ 700II:35Hz〜20kHz±3dB(A.B.L.E使用) |
| SN比 | 700:55dB以上(ドルビーイン)/ 700II:65dB |
| テープセレクト/ドルビー | ローノイズ/クローム切替・ドルビーNR内蔵 |
| 外形寸法 / 重量 | 幅520×高さ267×奥行130mm / 700:約12.5kg、700II:約13kg |
| 発売年・定価 | 700:1973年 / 138,000円 / 700II:1977年 / 210,000円 |
設計思想と技術的特徴
700は、性能を極限まで追求したフラッグシップ「Nakamichi 1000」の姉妹機として、性能に加え美しさも備えることを目指して開発された本格3ヘッド機です。当時きわめて珍しかった完全3ヘッド方式を採用し、フェライトコアの録音ヘッド、0.7μというナローギャップを持つ硬質スーパーパーマロイの再生ヘッドを独立させ、ダブルギャップキャプスタンが生むコンスタントテンション効果とあわせてテープ密着性を高め、高域までフラットな周波数特性を実現しました。カセットハーフの成型誤差によるテープとヘッドの垂直ズレ(アジマスずれ)に対しては、内蔵の400Hz信号を録音再生し位相の進み・遅れをLEDの点滅で示す「アライメント・ビーコン」によって録音ヘッドの垂直調整を行える、ナカミチならではの機構を備えています。走行系はDCサーボモーターと大型フライホイールによるクローズドループ・ダブルキャプスタンで、ワウフラッターを抑制。1977年の700IIでは、再生ヘッドに長寿命のSRヘッドを、録音ヘッドに高周波損失の少ないクリスタルフェライトヘッドを採用し、消去ヘッドもクリスタルフェライト化して効率を向上させました。さらにシリンダー式エアダンパーによりヘッドタッチとイジェクトを静かに行うなど、初代から確実に熟成が図られています。±6%ピッチコントロールやドルビーNRも搭載した、ナカミチ3ヘッド文化の原点といえる一台です。
市場での評価と取引状況
700/700IIはナカミチ初期を代表する3ヘッド機として、デザイン性の高さもあいまって国内外のヴィンテージファンに人気があります。1000シリーズに次ぐ位置づけながら音質評価が高く、ヤフオクでは動作品が数万円〜十数万円で取引されます。発売から半世紀を経た個体が多いため、走行系が整備済みで録音・再生が正常に動く個体は希少価値が高く評価されます。海外コレクターからの引き合いも見られ、輸出需要が相場を支えています。アライメント・ビーコンが機能するか、ヘッド摩耗やアジマスの状態が査定の重要ポイントです。ジャストフレンズは25年以上ヴィンテージオーディオを専門に扱う札幌の買取店として、半世紀級のナカミチ初期機も査定料0円で査定し、走行不良や動作未確認のジャンクも現状のまま買取いたします。
よくある劣化・故障のポイント
製造から約50年が経過しています。700/700IIで最も多いのは、キャプスタンベルトやアイドラーの劣化・固着による走行不良で、テープが走らない・速度が安定しない・再生中に止まるといった症状が出ます。ピンチローラーの硬化・ひび割れによるテープ蛇行やワカメ状のシワ、モード切替機構のグリス固着による動作停止も定番です。半世紀級の個体では再生・録音ヘッドの摩耗による高域低下やアジマスずれが進んでいることが多く、700IIのエアダンパー(シリンダー)のオイル抜けによるヘッドタッチ・イジェクト不良も見られます。さらに電源部・基板の電解コンデンサ劣化による動作不安定やノイズも起こります。古い精密メカのため、無理な早送りや分解はかえって破損を招きます。動かない状態でもそのままご相談ください。いずれの状態でも買取可能ですのでお気軽にご相談ください。
どんな状態でも買取ります
- キャプスタンベルト劣化・走行不良の個体
- ピンチローラー硬化・テープ蛇行が出る個体
- ヘッド摩耗・アジマスずれで高域が落ちた個体
- エアダンパー不良・イジェクト不良の個体(700II)
- 電源は入るが動作未確認のジャンク品
査定額アップのポイント
- 録音・再生・早送り巻戻しがすべて正常に動く
- アライメント・ビーコンが正常に機能する
- 取扱説明書・元箱・純正リモコン等の付属品がある
- フロントパネル・メーターに欠けや汚れが少ない
- ヘッドまわりにサビやテープカスの固着が少ない
状態別 買取イメージ
| Nakamichi 買取対応モデル | |
|---|---|
| Nakamichi 1000 / 1000II(初期フラッグシップ) | ★高価買取 |
| Nakamichi 1000ZXL / 1000ZXL Limited(フラッグシップ) | ★高価買取 |
| Nakamichi 700ZXL / 700ZXE(フラッグシップ) | ★高価買取 |
| Nakamichi Dragon(オートリバース・NAAC) | ★高価買取 |
| Nakamichi ZX-9(3ヘッド) | ★高価買取 |
| Nakamichi ZX-7(3ヘッド) | ★高価買取 |
| Nakamichi CR-70 / CR-70E(3ヘッド) | ★高価買取 |
| Nakamichi RX-505 / RX-303(オートリバース) | ★高価買取 |
