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McIntosh
MC60
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McIntosh MC60は1955年発売の60Wモノラルパワーアンプ。KT88出力管と管球整流を採用した重厚な設計で、クロームシャシーの美しい外観とともにMcIntoshの黄金期を代表する名機です。46ポンドの重量が物語る圧倒的な物量投入が特徴です。
| 出力 | 60W(8Ω) |
|---|---|
| 使用真空管 | KT88×2, 12AX7×2, 12AU7×1, 12BH7×1, 5U4GB×2 |
| 出力インピーダンス | 4Ω / 8Ω / 16Ω / 600Ω |
| 重量 | 約20.9kg(46lbs) |
| 発売年 | 1955年 |
特徴と回路設計
McIntosh MC60は、MC30の上位機種として1955年に発売された60Wモノラルパワーアンプです。出力段にはKT88(6550互換)をプッシュプル構成で2本使用し、MC30の6L6GCから大幅にパワーアップしました。整流回路には5U4GBを2本使用した管球整流方式を採用しており、MC30とともにMcIntosh最後の管球整流アンプという歴史的位置づけにあります。ユニティカップリング出力トランスはバイファイラー巻きのプレート‐カソード巻線により、出力管間の磁気結合を極めて密にし、クロスオーバー歪を最小化しています。トランスのインピーダンス比は125:1、ターンズ比は約11:1です。周波数特性は60W出力時に20Hz〜30kHz(±0.1dB)という驚異的なフラットネスを実現。ダンピングファクター12、S/N比90dB。クロームシャシーはMC60で確立されたMcIntoshのデザインアイデンティティであり、46ポンド(約20.9kg)という重量は大型出力トランスと電源トランスの物量投入を物語ります。当時の定価は198ドルでした。
製造年代とバリエーション
MC60は1955年から1961年にかけて製造されました。生産期間中、電源回路にチョークコイルを搭載した初期型と、チョークを省略してネオンインジケーターランプをタグボードに追加した後期型が存在します。シリアルナンバーのフォーマットも数字のみ(例:5609)とアルファニューメリック(例:5F746、IF792)が混在しており、異なる製造期間・ロットの存在を示しています。内部的にはマイナーコンポーネントの変更がありますが、基本回路設計は全生産期間を通じて維持されています。
よくある故障・劣化のポイント
MC60で最も深刻な問題はセレン整流器の劣化です。バイアス回路に使用されているセレン整流器は経年により出力電圧が低下し、出力管KT88のバイアスが浅くなる原因となります。さらにセレン化合物は故障時に有毒ガスを発生する危険があり、トランスの異常発熱の原因にもなります。現代ではシリコンダイオード(3A/1000V PIV)に交換するのが一般的ですが、適切な抵抗値の変更(8.2kΩまたは10kΩへ)でバイアス電圧を調整する必要があります。電解コンデンサは電源部の80/35/15μFマルチセクションキャンの劣化が一般的で、交換が必要です。整流管5U4GBも70年以上の経年で出力が低下している個体が多く見られます。出力管KT88のプレート電圧は430Vdc、グリッド電圧は-45Vが正常値で、バイアス電圧の異常は出力管の過負荷に直結します。
どんな状態でも買取ります
- 通電不可・ジャンク品もOK
- 出力管(KT88/6550)切れでもOK
- 整流管(5U4GB)劣化でもOK
- セレン整流器劣化でもOK
- コンデンサ劣化・ハム音あってもOK
- 外観に傷・汚れがあってもOK
- 1台のみ(ペアなし)でもOK
査定額アップのポイント
- 動作品は査定額が大幅アップ
- ペア(2台)揃いで有利
- オリジナル真空管(KT88)付き
- 元箱・取扱説明書あり
- シリアル番号一致のペア
- レストア・メンテナンス済み品
↑↑ 査定額アップ
↑ 査定可能
→ 要相談
→ 状態次第
→ 減額あり
→ 減額あり
→ 減額あり
→ 軽微な減額
→ 減額あり ※ペア優遇
※ McIntosh MC60はモノラルアンプです。ペア(2台セット)での買取は査定額を優遇いたします。
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