札幌でマイルス・デイヴィスをはじめとするコロムビア(Columbia)盤ジャズLPの整理・売却をお考えの方へ。
ジャズLP専門の査定スタッフが、1958年の6eye(シックス・アイ)深溝モノラル・オリジナル盤から、日本コロムビア初回盤・CBSソニー帯付国内盤、近年のモービル・フィデリティ重量盤リイシューまで、プレス世代を一枚ずつ確認して買取します。コレクション一括のご相談も大歓迎。LINE・お電話・WEBフォームからお気軽にご相談ください。
『Kind of Blue』の前年に生まれた、セクステット唯一のスタジオ作
マイルス・デイヴィスの1950年代コロムビア録音のなかで、『Round About Midnight』と『Kind of Blue』の間に位置する作品が『Milestones(マイルストーンズ)』です。録音は1958年2月4日と3月4日、ニューヨークのコロムビア30番街スタジオ。発売は同年9月2日、プロデュースはジョージ・アヴァキャン、エンジニアはハロルド・チャップマンが担当しました。
メンバーは、マイルス(tp)、キャノンボール・アダレイ(as)、ジョン・コルトレーン(ts)、レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。第一期クインテットにキャノンボールが加わった「オリジナル・セクステット」がスタジオ・アルバムとして残した唯一の作品で、コルトレーンとキャノンボールという対照的な二本のサックスが初めて本格的に競演した記録でもあります。
面白いエピソードも残っています。「Sid’s Ahead」の録音中にピアノのレッド・ガーランドがスタジオを出て行ってしまい、マイルス自身がピアノを弾きながらサックス・ソロとベース・ソロの伴奏を務めました。一方「Billy Boy」はマイルスもサックス陣も参加しないリズム・セクションのみのトラックで、ガーランドのブロック・コードが存分に聴けます。
モード・ジャズの入口となった表題曲「Milestones」
本作の歴史的な意味は、なんといっても表題曲にあります。ビバップ的なコード進行を手放し、少数のスケール(モード)を土台に即興するという発想を初めてはっきりと形にした曲で、翌年の『Kind of Blue』へ直結するジャズ史の分岐点と位置づけられています。
コレクター的に見逃せないのが曲名表記の違いです。初回発売時のジャケットとラベルでは、表題曲は「Miles」、A面1曲目は「Dr. Jekyll」と印刷されており、後年の再発で「Milestones」「Dr. Jackle」に改められました。また初期プレスのラベルには「Two Bass Hit」の作曲者クレジットにディジー・ガレスピーの名前がない個体もあると報告されており、こうした細部が世代判定の手がかりになります。
ジャケットも印象的です。緑のシャツを着たマイルスがトランペットを抱えて座る写真は、マグナム・フォトのデニス・ストックによる撮影。ジャズLPの表紙としてもっとも知られた一枚のひとつで、ジャケットの状態が査定に大きく影響する作品でもあります。
オリジナル盤を見分けるポイント
1958年の米国オリジナル盤はモノラルの CL 1193で、ラベルは赤地に「Columbia」の目のようなマークが6つ並ぶ、いわゆる6eye(シックス・アイ)ラベル。ラベル外周に段差のある「深溝(ディープ・グルーヴ)」があるのが初期プレスの特徴です。デッドワックスには「XLP 43598」「XLP 43599」というマトリクス番号に、「1A」「1C」といったスタンパー記号が続きます。
コロムビアは東海岸のブリッジポート、西海岸のハリウッドなど複数の工場で同時にプレスしていたため、同じ CL 1193 の6eyeでも工場ごとにラベルの細部や刻印が異なります。1960年代に入ると同じ型番でも「2eye」ラベル、さらに「360 Sound」表記の黒地ラベルへと移り変わっていくので、ラベル世代がそのまま年代の目安になります。
もうひとつ注意したいのがステレオ盤の扱いです。本作はもともとモノラルで発売され、のちに出たステレオ盤(CS 9428)は電気的に加工した疑似ステレオでした。オリジナルのマルチトラック・テープから本当のステレオ・ミックスが作られたのは2000年代に入ってからで、市場で高く評価されるのはモノラルの初期6eye盤です。「ステレオと書いてあるから新しい/高い」とは限らない作品ですので、判別は当店にお任せください。
国内盤・再発盤・リイシューも買取対象です
日本では発売とほぼ同時期に日本コロムビアから YL 118 という型番でモノラル盤が出ています。ラミネート加工のフリップバック・ジャケットという、当時の国内盤ならではの造りで、コレクターの人気が高い一枚です。その後、国内の発売元はCBSソニーに移り、1969年の SONP 50087、1973年の SOPL 153、1977年の 25AP 753など、時代ごとの規格番号で繰り返し再発されました。この時期の国内盤は帯と日本語解説の有無で査定額が大きく変わります。
近年のリイシューも当然ながら買取対象です。2013年にはレコード・ストア・デイ企画として Columbia/Legacy からナンバリング入りの180gモノラル盤が登場し、オリジナルの6eyeラベルを復刻した仕様が話題になりました。さらにモービル・フィデリティ(MFSL)からは180gモノラル盤と、オリジナル・マスター・テープからステレオでカッティングした「SuperVinyl」仕様の180g盤がナンバリング入りで発売されています。SACD、紙ジャケCD、Blu-spec CDといった各種フォーマットもまとめてご相談ください。
ジャストフレンズの査定ポイント
札幌ジャストフレンズでは、ジャズLPの専門スタッフが以下のポイントを一枚ずつ確認して査定額を算出します。
まずレーベルと型番、ラベル世代の特定。6eyeか2eyeか360 Soundか、深溝の有無、モノラルかステレオか、デッドワックスのマトリクスとスタンパー記号はどうか。ラベル面の意匠と刻印を資料と突き合わせます。次にジャケット仕様の確認。本作はジャケット写真の人気が高いため、リング・ウェア、シーム割れ、シール跡、書き込みを特に丁寧に見ます。国内盤なら帯・解説書の有無も確認します。
続いて盤面コンディション。スリーブから取り出し、目視と試聴の双方で傷の有無・盤反り・センターホールの摩耗を確認します。盤面に多少のスレや軽いノイズがあっても、状態相応の価格で買取しています。「オリジナルかどうか自分では判断できない」「価値がわからないので査定だけお願いしたい」という方も大歓迎です。
コレクション整理・大量査定にも対応します
「父が集めたジャズのLPが数百枚残っている」「実家を片付けたら古いレコード棚がまるごと出てきた」「マイルスやコルトレーンのレコードがたくさんあるが値打ちがわからない」――そうしたご相談を札幌市内・近郊から数多くいただいています。
『Milestones』の周辺では、同じコロムビアの『Round About Midnight』『Kind of Blue』『Porgy and Bess』、あるいは録音の5日後にキャノンボール名義でブルーノートに吹き込まれた『Somethin’ Else』、プレスティッジ時代のマラソン・セッション4部作などがまとまって揃っていれば、コレクションとして高く評価できる場合があります。Blue Note・Prestige・Riverside・Contemporary・Verve・Impulse!といった主要レーベルの盤と一緒に揃っていれば、なおのこと評価が伸びます。
レーベルやジャンルが混在していても問題ありません。クラシックLPやロック・ポップスのオリジナル盤まで、複数ジャンルにまたがるコレクションも一括でお見積もりいたします。出張買取のご相談も承っております。
状態不問・帯なし・カビ・反りでもまずはご相談を
「ジャケットにシミがある」「帯や解説書が欠品している」「長年押し入れで保管していてカビ臭い」「盤に反りがある」――そのような状態でも、ジャストフレンズでは可能な限り査定対象としています。『Milestones』のように演奏そのものに根強い需要があるレコードであれば、状態相応の価格でお引き取りできるケースが少なくありません。
逆に、コンディションが極上で、6eye深溝のオリジナル・プレス、ジャケットのリング・ウェアも軽微、内袋もオリジナルのまま――というレコードは、しっかり評価して通常より高めの査定額を提示できることもあります。まずは現状のままお見せください。クリーニングや補修は当店で行いますので、無理に拭いたり貼り直したりせずにお持ち込みください。
札幌のジャズLPレコード買取はジャストフレンズへ
ジャストフレンズは札幌市東区に実店舗を構える、オーディオ機器・LPレコード・CD・楽器の総合買取専門店です。Columbia・Blue Note・Prestige・Riverside・Contemporary・Verve・Impulse!・Atlanticなど、ジャズLPのオリジナル盤・国内盤帯付盤・ボックスセット・近年の重量盤リイシューやSACDを、専門スタッフが丁寧に査定します。札幌市内はもちろん、北海道全域からの宅配買取・出張買取に対応しております。
マイルス・デイヴィスのLPや、コロムビア盤ジャズの買取をご検討の方、ジャズLPコレクションの整理・処分をお考えの方は、ぜひ一度ジャストフレンズまでご相談ください。
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