アーティスト |
Art Blakey
ジャンル |
Hard Bop
レーベル |
Blue Note
国 | 日本
No | LNJ-70091 / BLP-1521 MONO
状態 | ジャケット:M-- / 盤質:M-- / 付属品:帯、ライナー
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[LIST]
Side-1
1. Split Kick
2. Once In A While
3. Quicksilver
Side-2
1. A Night In Tunisia
2. Mayreh
[メンバー]
Alto Saxophone - Lou Donaldson
Bass - Curly Russell
Drums - Art Blakey
Piano - Horace Silver
Trumpet - Clifford Brown
《解説》
もしハード・バップ誕生の時と場所というものが世の中にあるとしたら、本作の録音された '54年2月21日深夜のバードランドをおいて他にない。ビバップ以来のクインテットフォーマットながら、5人がギリギリのベストプレイで互いにインスパイアしつつ一体化していくさまは、贅肉のない肉体の躍動のように美しく、スリリングだ。この夜の熱気は、そのままジャズ未踏の地を突き進むエネルギーであるかのようだ。もとよりバードランドは '49年の開店以来、52番街にあって「世界のジャズ・コーナー」としてジャズの変遷を見守り続けて来た。タイトルに “A Night” とあるように、本作はそんなバードランドの「ある時代の一夜」 の記録であるに過ぎない。けれど、この後のジャズ・シーンが、まさしくこの夜に定冠詞を付けるべく進んで行ったこともまた事実であろう。ステージは21日深夜11時から翌朝3時まで2セットが行なわれたが、演奏のみならず、名物 MC, ピー・ウィー・マーケットの異色ある司会ぶりからエンド・テーマの「バードランドの子守唄」に至るまで、レコードにはこの夜の「場」の全てがプレゼントされている。こうしたドキュメントタッチの構成が、本作の感動をよりビビッドに伝えることともなった。アルフレッド・ライオンの一連のナイトクラブ・レコーディングは、本作の成功を端緒とするものである。なお、本セッションにはさらに3曲分のマスターが存在し『バードランドの夜 Vol.3』 として発売。