《 LUXMAN MQ60 真空管スレテオパワーアンプ 》 |
SQ38Fのメイン部をベースに独立したアンプとして完成させた真空管ステレオパワーアンプです。 出力管にはSQ38Fと同じく、NECの3極管50CA10が採用されています。 回路構成はムラード型を基本にしており、回路の特徴を生かすため初段の電圧増幅段に低内部抵抗の球を使い高域の特性を改善しています。 この部分には6267を3極管接続で使用しており、これに関連して位相反転段にHigh Gmの6DT8を用いて利得を稼いでいます。 日本独自の出力管として6GA4/6RA8/6CA10/50CA10/8045Gなどが開発されました。 その中でも50CA10は、手頃な許容プレート損失と低いプレート抵抗を持ち、高級オーディオアンプの出力管として優れた設計でした。 日本独自の傍熱型三極出力管を用いている点がMQ60を真空管パワーアンプの歴史の中で独自のものにしました。 ラックスマン特有の暖かみのある音色で艶やかな音の印象です。ラックストーンを是非堪能下さい。 ■使用球 50CA10×4 6DT8/6AQ8×2 6267×2 製造:1969年7月発売 シリアルNo.#704254 |
《動作状況》 |
当店で実際に動作確認、メンテナンス済みです。 ■メンテナンス内容 内外装ホコリ、汚れとりクリーニング済 劣化部品交換済(MT9ピンソケット、ダイオード、半固定ボリューム、コンデンサー) バイアス再調整済 音出しエージング済 ※メンテナンス後動作異常なし。 |
《コンディション》 |
外観はボンネットや金属部分にやや錆が出てきております。 写真の通り、片側50CA10真空管の背が低いです。 |
《付属品》 |
本体のみ |
《機種の定格》 |
型式:管球式ステレオパワーアンプ 連続出力:30W/30W(4、8、16Ω) 全高調波歪率:0.1%(1W出力時)、0.3%(最大出力時) 周波数特性:15Hz〜60,000Hz -1dB SN比:90dB以上 残留雑音:0.7mV以下 ダンピングファクター:約15(1kHz) 負荷インピーダンス:4Ω、8Ω、16Ω(スイッチ切換) 使用半導体等:半導体(5個): DS16A:4個 DS16C:1個< 外形寸法:幅410x高さ160x奥行205mm 重量:13.8kg |
《配送・送料について》 |
ヤマト宅急便 140サイズ 詳しい送料はこちらからご確認お願い致します。 |
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